刑事事件Criminal case
刑事事件と聞いて想像するのは殺人事件や強盗事件などだと思います。皆さんは、「自分は犯罪なんて起こさない」とお思いでしょう。しかし、うっかり他人に怪我をさせてしまった、車で人をはねてしまった、という場合も刑事事件になり、決して他人事ではありません。もし、あなたやあなたの家族が刑事事件を起こしてしまった場合、または、身に覚えのない犯罪の犯人として疑われた場合、弁護士が力になります。
事例
酒の席でささいなことから外の客とけんかになり、大怪我をさせ、警察に逮捕されてしまいました。
当番弁護士制度
- 被害者に謝りたいけど、どうしてよいかわからない。この後、自分がどうなるかわからない。
- また、なんらかの刑を受けるのは仕方がないけど、こちらにも言い分がある。
逮捕されて、このようなことを考えることがあるでしょう。このような場合、当番弁護士を要請してください。福岡弁護士会所属の弁護士が、すみやかに出動し、面会をし、アドバイスを致します。また、知っている弁護士がいる場合に、その人に面会に来てもらえるよう要請をすることも可能です。
弁護人の費用について
逮捕直後、そして逮捕後も身柄拘束される場合(勾留)に弁護人を選任することが可能です。とはいっても弁護人の費用のことは気になるでしょう。 しかし、わが国では、勾留後には大半の罪において国が弁護士を選任する国選弁護人の制度があります。一定の軽い罪や勾留前の時も弁護士費用が援助される刑事被害者弁護援助制度があり、資力に余裕がない場合であっても(一定の要件はございます)弁護人を選任することが出来るようになっています。