労働関係Labor relations
労働関係分野とは「残業代の未払い」、「雇止め」といった労使間のトラブルを未然に防ぎ、又はトラブルが発生した場合の労使間の紛争を取り扱う分野です。
労働関係Q&A
- 長時間働いているにもかかわらず、会社から残業代が一切支払われていない。きちんと支払って欲しいのだけど、どうすればいいの?
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- 法律上、使用者にはどのような義務があるのかを説明致します。
- 残業代を請求するためには、どういった資料が必要なのかを説明します。裁判等での証拠としての役割があります。
- 使用者が、支払いに応じない場合にどのような解決方法(労働審判、裁判等)があるのか、又その場合、解決するまでのおおよその期間についてお話します。
労働審判制度
労働審判制度は、個々の労働者と使用者との間に生じた労働関係に関する紛争を、裁判所において、原則として3回以内の期日で、迅速、適正かつ実効的に解決することを目的として設けられた制度です。
労働審判手続きでは、裁判官である労働審判官1名と、労働関係に関する専門的な知識経験を有する労働審判員2名とで組織する労働審判委員会が審理し、適宜調停を試み、調停がまとまらなければ、事実の事情に応じた解決をするための判断をします。労働審判に対する異議申立てがあれば、訴訟に移行します。